福井に行ってきました

私が毎年の夏休みにひと月を過ごした福井県の武生に行ってきました。
武生の今立地区は、全国に数ある和紙産地の中でも1500年という長い歴史と最高の品質と技術を誇る、越前和紙の産地で、弊社にとって思い入れの強い場所です。

今回は孫も一緒に行き、紙漉き体験をしたり、和紙ができる過程での匠の技について多く知ることができました。最近では職人さんの数が減っており、なかなか製品化が難しいこともあります。職人さんが増えるように、まずは私たちが越前和紙をより多くの方に知っていただき、流通させたいという思いを強くしました。
越前和紙の里では紙漉き体験を楽しめます。福井駅からは車で30分程度。皆さんもぜひ紙すきを体験してみてください。優しい地元の方との触れ合いも貴重な思い出です。

隣接する卯立(うだつ)の工芸館では、紙ができるまでの過程を学ぶことができます。また、紙の文化博物館では、「渇筆の天才画家 小杉放菴 ー最高の和紙を求めてー」の企画展を開催しており、画家さんと職人さんの匠の技に感動の嵐でした。
和紙の活用について、アドバイスがあれば、ぜひこちらからご意見お聞かせください。

0コメント

  • 1000 / 1000

wagamiya-san

合同会社wagamiya-sanのHPです。 和紙の持つホンモノのすばらしさを後世に広く伝えるべく、 和紙の魅力を発信し続け、日本に世界にその活用を拡げたいと考えております。